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長寿はお口の健康から

2018.07.30

 日本歯科医師会では、高齢になっても豊かに楽しく過ごして頂く為に、いつまでも自分の歯で、自分の口から食事をとることが最も大切な事であると考え、「8020運動」が推進されています。「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足する事ができると言われており、そのため「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動 が始まりました。きちんと噛む事ができる義歯を入れて口の中の状態を良好に保つことで、20本 あるのと同程度の効果が得られます。義歯を含めた歯で食べ物をしっかり噛む事ができれば全身の栄養状態も良好になりますし、よく噛む事で脳が活性化され、認知症のリスクも軽減するという調査結果もあります。いつまでもおいしく食べて健康寿命を延ばすためにも、口の中の健康を保つ事はとても大切な事なのです。

 口腔ケアには「口の中を清潔に保つ」事の他に、食べる・話す・表情を作る「口の中の機能」を維持し改善するトレーニングがあります。
 高齢者は、噛む力の低下や薬の影響などで唾液の分泌が減っていることからドライマウスになりやすく、「食事がとりにくい」「発声がしにくい」といった症状を訴える人も多く見られます。
 そのため当施設では、液腺分泌マッサージと合わせて「噛む力」「飲み込む力」「吐き出す力」など、食事に必要な口の周りの筋肉を鍛える「パタカラ体操」や「嚥下体操」
も行っています。

当施設内で掲示しているポスター

 

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